天来書院。 「シリーズ・書の古典」(全30巻)の第20巻。佐野榮輝編・高橋蒼石図版監修
初唐三大家の一人、褚遂良の行書名品二種。比田井天来旧蔵の「戯鴻堂帖」古拓本(単帖)を復元しました。
枯樹賦は、楷書のがっちりとした構成美とは反対に、動的で叙情的な表現です。筆意が高雅で、心のおもむくままに変化する自由さが感じられます。
文皇哀冊は、かつて米芾の臨書ではないかと考えた人がいたほど、米芾に似ています。枯樹賦より筆が豊かで温かみがあります。
【目次】
このシリーズの特徴 /古典の臨書とは /筆写体について /図版/ 釈文・訓み下し文・骨書 /現代語訳 /解説 /造形上の特徴 /字形と筆順 臨書作品制作のために(節臨に適した箇所)
【商品材質】紙
商品実寸法mm:210*297*3.5
商品実重量g:212