天来書院。シリーズ・書の古典(全30巻)の第23巻。關口皓方編、高橋蒼石図版監修。
自由奔放、心の赴くままに書かれた、いわゆる「狂草」を代表する傑作の一つ。
最初の部分は自伝で、その後、当時の名士たちから寄せられた賛辞が書かれています。
用筆はかなり速く、結体にこだわらずに書いているように見えますが、決して法をはずれた粗雑な書き方ではありません。あとに行くにしたがって筆の動きが大きくなり、変化は多彩を極め、趣のある表現になっています。
懐素が書いた自叙帖は何種類もあったと言われ、刻本も残されています。
【目次】
このシリーズの特徴 /古典の臨書とは /筆写体について /自叙帖/ 釈文・訓み下し文・骨書 /現代語訳 /解説 /字形と筆順 臨書作品制作のために(節臨に適した箇所)
【商品材質】紙
商品実寸法mm:297*210*6
商品実重量g:324